研究者情報

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上田 直子/北九州市立大学国際環境工学部・大学院国際環境工学研究科
名前 上田 直子
ふりがな うえだ なおこ
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大学名 北九州市立大学国際環境工学部・大学院国際環境工学研究科
学科・専攻
(講座)
環境生命工学科(生物生態工学)
担当科目 入門ゼミ、化学実験基礎、化学演習、生態工学、環境生命工学実習、環境生物学、環境生物学特論 役職 教授
連絡先 北九州市若松区ひびきの1番1号 TEL 093-695-3741
FAX 093-695-3789
学位
(授与機関)
博士(農学) (愛媛大学大学院連合農学研究科) 取得年 2001年
(1)主要な研究テーマ及び研究領域等
研究テーマ・研究領域 1 閉鎖性海域における生態系の動態解明
2 生態系を活用した環境修復技術の開発
3 底生動物を用いた底質の安全性評価手法の開発
キーワード 閉鎖性海域、環境修復、ベントス、有機汚染、貧酸素、富栄養化、重金属汚染
当該テーマ・領域の概要及び特徴 ●閉鎖性海域における生態系の動態解明
 富栄養化など人為的汚染を受けた閉鎖性海域を水平的・垂直的に調査し、その時空間的変化が生物群集にどのような影響を及ぼすかを明らかにする。得られたデータを詳細に解析するとともに、物質収支や生態系モデルなどの総合的考察を行い、海洋環境を改善するための方策を研究する。

●生態系を活用した環境修復技術の開発
 富栄養化や有機汚染の進行した海域では汚濁に強い耐性をもつ指標生物を活用して、赤潮解消技術や底質改善技術などの環境修復技術を開発する。また、水質改善のみられる海域では生物多様性の高い浅瀬の改善・造成や藻場の造成による環境修復を行い、生物の豊富な健康な海域の再生技術を開発する。

●底生動物を用いた底質の安全性評価手法の開発
 汚染底質の生物影響を評価するために、多毛類イトゴカイを用いて底質の生物検定法の開発を行っている。遺伝子の発現変化と奇形幼生の発生の二通りの方法で評価方法を開発中。
主な論文・著書又は研究活動 1)Decrease in anthropogenic nutrients and its effect on the C:N:P molar ratio of suspended particulate matter in hypertrophic Dokai Bay, Japan, Hamada, K. Ueda, N. Yamada, M. Tada, K. and Montani S., Journal of Oceanography, 68:173-182(2012)
2)過栄養海域である洞海湾における栄養度の低下とそれに伴う赤潮発生状況の変化、山田真知子、上田直子、濱田建一郎、日本水産学会誌、77(4),647-655(2011)
3)過栄養内湾(洞海湾)における粒子状物質の生化学特徴と鉛直輸送過程の季節変化、濱田建一郎、上田直子、山田真知子、多田邦尚、門谷茂、沿岸海洋研究、48(1),75-85(2010)
4)栄養塩濃度が大幅に減少した洞海湾の貧酸素水塊と低次生産過程について、濱田建一郎、上田直子、山田真知子、多田邦尚、門谷茂、沿岸海洋研究、48(1),29-36(2010)
5)閉鎖性2海域(洞海湾、有明海)における底質中の有害物質蓄積量、門上希和夫、伊豫岡宏樹、上田直子、濱田建一郎、陣矢大助、岩村幸美、楠田哲也、用水と廃水、51(12), 997-1006(2009)
6)熱帯・亜熱帯性海産珪藻Skeletonena tropicumの温帯域内湾(洞海湾)における生存戦略、山田真知子、香月絵理、大坪繭子、濱田建一郎、上田直子、門谷茂、海の研究、18(2),157-167(2009)
7)洞海湾再生の取り組み、上田直子、水環境学会誌、31(5), 242-243(2008)
8)夏季の過栄養内湾(洞海湾)における生化学的キャラクターから見た粒子状物質の起源と低次生産過程、濱田建一郎、上田直子、山田真知子、多田邦尚、門谷茂、海の研究、17(3), 179-191(2008)
9)Dynamics of microphytobenthic biomass in a coastal area of western Seto Inland Sea, Japan, Hitomi Yamaguchi, Shigeru Montani, HiroakiTsutsumi, Ken-ichiro H.amada, Naoko Ueda, Kuninao Tada, Estuarine,Coastal and Shelf Sciences, 75, 423-432(2007)
10)北九州市洞海湾の底泥の細菌叢調査、福田和正、市原剛志、上田直子、郡山一明、小川みどり、谷口初美、産業医科大学雑誌、29(1),51-62(2007)
11)洞海湾の河口循環流と赤潮形成、多田邦尚、一見和彦、濱田建一郎、上田直子、山田真知子、門谷茂、沿岸海洋研究、44(2),147-155(2007)
12)感潮河川(北九州市紫川)の高濁度域における懸濁粒子の起源、門谷茂、三戸勇吾、山田佳裕、多田邦尚、木田明典、上田直子、山田真知子、水環境学会誌、29(10),635-642(2006)
13)洞海湾における海藻の出現特性と富栄養度、山田眞知子、上田直子、花田喜文、全国環境研会誌、30(4),252-258(2005)
14)Estimation of particulate organic carbon flux in relation to photosynthetic production in a shallow coastal area in the Seto Inland Sea, Hitomi Yamaguchi, Shigeru Montani, Hiroaki Tsutsumi, Ken-ichiro Hamada and Naoko Ueda, Marine Pollution Bulletin, 47,18-24(2003)
15)ムラサキイガイ養殖による洞海湾浄化の試み、鬼塚剛、柳哲雄、門谷茂、山田眞知子、上田直子、鈴木学、海の研究、11(3),403-417(2002)
16)瀬戸内海・周防灘における夏季のリンの分布と生物生産環境、門谷茂、山口一岩、堤裕昭、濱田建一郎、上田直子、沿岸海洋研究、39(2),171-178(2002)
17)Impact of oxygen-deficient water on the macrobenthic fauna of Dokai Bay and on adjacent intertidal flats, in Kitakyushu, Japan, Naoko Ueda, Hiroaki Tsutsumi, Machiko Yamada, Kumi Hanamoto and Shigeru Montani, Marine Pollution Bulletin, 40,906-913(2000)
応用可能な分野 富栄養化した水域の生態系モニタリング、閉鎖性水域の環境管理・環境修復、底質の生物検定
(2)企業向けメッセージ
企業向けメッセージ 洞海湾、有明海、農業用ため池など閉鎖性の高い水域で、生態系モニタリングや富栄養化のメカニズム解明、さらに富栄養化解消のための環境修復技術の開発の研究を行っています。水質汚濁やアオコ・赤潮・貧酸素などの問題解明や解決に貢献できると考えています。また、最終的環境問題となる底質汚染について、その生物影響を多毛類のイトゴカイを使って判定する研究も行っています。研究の応用や実証実験の相談がありましたら、是非ご連絡下さい。
(3)学外活動・学会活動
学外活動・学会活動 学外活動
1)福岡県豊前海区漁業調整委員会委員(2008年-2012年)
2)有明海・八代海等総合調査評価委員会委員(2011年-2013年)
3)北九州市公共事業評価委員会委員(2008年-2011年)
4)北九州エコプレミアム選定検討会委員(2009年- )
5)北九州市産業廃棄物処理業健全化対策会議委員(2011年-2013年)
学会活動
日本水環境学会、日本ベントス学会、日本沿岸海洋研究会、瀬戸内海研究会議
(4)その他
その他
(5)大学HPの研究者ページ等
大学HPの研究者ページ等 http://www.kitakyu-u.ac.jp/env/subject/d-life/Naoko_Ueda/index.html,
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