研究者情報

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上江洲 一也/北九州市立大学国際環境工学部・大学院国際環境工学研究科
名前 上江洲 一也
ふりがな うえず かずや
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大学名 北九州市立大学国際環境工学部・大学院国際環境工学研究科
学科・専攻
(講座)
環境生命工学科(生命材料化学)
担当科目 化学熱力学(1年後期)、基礎化学工学(2年前期)、環境分析実習(3年前期)、バイオインフォマティクス(4年前期)、計算化学特論(大学院) 役職 教授
連絡先 〒808-0135 北九州市若松区ひびきの1-1 TEL (093)695-3288
FAX (093)695-3368
学位
(授与機関)
博士(工学)(東京大学) 取得年 1992年
(1)主要な研究テーマ及び研究領域等
研究テーマ・研究領域 1)生物の特異的応答を利用した新規バイオセンサーの創製
2)細胞内情報経路を標的としたリン酸化タンパク質分離材料の創製
3)計算化学的アプローチによる分子認識材料の設計
4)生態系への影響を大幅に低減した林野火災用泡消火剤の開発
キーワード 分子認識、分離精製、高分子、界面化学、計算化学、イオン交換
当該テーマ・領域の概要及び特徴 1)生物体自体の構造と機能を活用し、遺伝子導入と有機・無機材料との複合化により、複数信号・協奏処理を基本とする新規デバイス(バイオプロセッシングユニット:BPU)の開発を行っています。BPUは、低環境負荷で生体親和性、自己組織化・再生能を維持し、空間認識能を持つ素材であり、従来に比べ複雑な情報源から特定の応答をする高機能バイオセンシング製品を実現可能とします。

2)界面分子インプリント法は、油水界面での分子の自己組織化を利用して分子認識能をもつ高分子を調製する手法です。この手法を用いて、細胞内の情報伝達において重要な役割を担っているリン酸化タンパク質を特異的に認識する高機能材料を開発しています。

3)計算化学は、研究者が鋭い洞察力により作業仮説を立てて計算を行い、その結果を実験事実と照らし合わせながら用いることで、材料設計に大きな威力を発揮します。この手法を用いて、様々な分子認識材料の設計を行っています。

4)林野火災は火災規模が大きく、安全面に加え、環境・経済面でも甚大な損害となります。泡消火剤の利用によりその被害を低減することが可能ですが、生態系への影響が懸念されています。そこで、消火能力に優れかつ生態系環境負荷を極小化した林野火災用泡消火剤の開発に取り組んでいます。
主な論文・著書又は研究活動 1) S. Samatya, H. Mizuki, Y. Ito, H. Kawakita and K. Uezu
The Effect of Polystyrene as a Porogen on the Fluoride Ion Adsorption of Zr(IV) Surface-Immobilized Resin.(孔形成剤として添加したポリスチレンがジルコニウム表面担持樹脂のフッ素イオン吸着に与える影響評価), React. Func. Polym., 70, 63-68 (2010)

2) 水城秀信,井藤雄大,原田寿志,上江洲一也
ポリスチレンを孔形成剤としたフッ素イオン選択性Zr(IV)表面担持樹脂の細孔構造と吸着特性, 日本イオン交換学会誌, 21巻2号, 97-102 (2010)

3) H. Mizuki, M. Toyomura, K. Uezu, H. Yasui, T. Kawano, I. Akiba, T. Kawahara, S. Hatae, N. Sakamoto, M. Akiyama, C. Mizota, H. Umeki and K. Yamaga
Microbial Biological Degradation of Soap-Based Fire-Fighting Agent in Aquatic Condition(石鹸を主成分とした泡消火剤の水中での生物分解), J. Environ. Eng. Manage., 19(6), 371-375 (2009)

4) T. Okobira, K. Miyoshi, K. Uezu, K. Sakurai, and S. Shinkai
Molecular Dynamics Studies of Side Chain Effect on the β-1,3-D-Glucan Triple Helix in Aqueous Solution.(分子動力学シミュレーションによる水溶液中のベータ-1,3-グルカンの側鎖が3重螺旋構造与える影響評価), Biomacromolecules, 9, 783-788 (2008)

5) H. Mizuki, K. Uezu, T. Kawano, T. Kadono, M. Kobayashi, S. Hatae, Y. Oba, S. Iwamoto, S. Mitumune, M. Owari, Y. Nagatomo, H. Umeki and K. Yamaga
Novel Environmentally Friendly Fire-Fighting Agent.(環境に配慮した一般建物用泡消火剤の開発), J. Environ. Eng. Manage., 17(6), 403-408 (2007)

6) K. Miyoshi, K. Uezu, K. Sakurai and S. Shinkai
Inter-Chain and Arrayed Hydrogen Bonds in beta-1, 3-D-Xylan Triple Helix Predicted by Quantum Mechanics Calculation.(ベータ-1,3-キシランの3重螺旋を安定化する分子間連結水素結合), Carbohydrate Polymers, 66, 352-356 (2006)

7) K. Uezu, Q. T.H. Le, S. Umetani and P. Comba
Molecular Modeling of beta-Diketones for the Separation of Aluminium(III) and Indium(III).(Al(III)とIn(III)の分離のためのベータジケトン誘導体の分子設計), Solvent Extraction Research and Development, Japan, 13, 161-173 (2006)

8) H. Kawakita, K. Uezu, S. Tsuneda, K. Saito, M. Tamada and T. Sugo
Recovery of Sb(V) using a functional-ligand-containing porous hollow-fiber membrane prepared by radiation-induced graft polymerization.(放射線グラフト重合膜によるSb(V)の分離回収), Hydrometallurgy, 81 (3-4), 190-196 (2006)

9) K. Miyoshi, K. Uezu, K. Sakurai, and S. Shinkai, Polysaccharide-Polynucleotide Complexes. Part 32. Structural Analysis of the Curdlan/Poly(cytidylic acid) Complex with Semiempirical Molecular Orbital Calculations.(計算化学的手法を用いた多糖−核酸複合体の構造解析), Biomacromolecules, 6, 1540-1546 (2005).

10) K. Miyoshi, K. Uezu, K. Sakurai, and S. Shinkai, Proposal of a new hydrogen-bonding form to maintain curdlan triple helix(ベータ-1,3-グルカンの3重螺旋を安定化する水素結合), Chem. & Biodivers., 1, 916-924 (2004).
応用可能な分野 極微量物質の回収や除去を目的とした高速・高選択的分離材料の開発や、微量物質を検出するバイオセンサーの開発が可能です。
(2)企業向けメッセージ
企業向けメッセージ 高速・高選択的分離材料の調製や、計算化学を活用した材料設計および構造解析に関して、情報提供や共同研究が可能です。また、環境と消防防災技術に関する研究にも力を入れていますので、関連テーマがありましたらお気軽に声をかけてください。
(3)学外活動・学会活動
学外活動・学会活動 化学工学会九州支部幹事
(4)その他
その他 環境・消防技術開発センター センター長
地域産業支援センター長
(5)大学HPの研究者ページ等
大学HPの研究者ページ等 http://www.kitakyu-u.ac.jp/env/subject/d-life/Kazuya_Uezu/index.html,
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