研究者情報

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森田 洋/北九州市立大学国際環境工学部・大学院国際環境工学研究科
名前 森田 洋
ふりがな もりた ひろし
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大学名 北九州市立大学国際環境工学部・大学院国際環境工学研究科
学科・専攻
(講座)
環境生命工学科(生物生態工学)
担当科目 学部:微生物学,食品工学,環境生命工学実習,入門ゼミ,卒業研究
大学院:微生物機能学,微生物機能学特論,特別研究
役職 教授
連絡先 〒808-0135 北九州市若松区ひびきの1-1 TEL (093)695-3289
FAX (093)695-3381
学位
(授与機関)
博士(農学)九州大学 取得年 1999年
(1)主要な研究テーマ及び研究領域等
研究テーマ・研究領域 1) イグサ・畳の機能性と新規用途開発に関する研究
2) 石けんの成分による新規微生物制御法の構築
3) 東アジアと日本の麹菌を共培養した麹を用いた酒類製造に関する研究
4) モウソウチクの食用化に関する研究
キーワード 食品工学、微生物制御学、応用微生物学
当該テーマ・領域の概要及び特徴 1) イグサ・畳の機能性と新規用途開発に関する研究
 畳表の原材料として広く知られているイグサの生理的機能性の解明を行い、さらにこれらの機能性に基づいた新規用途開発に係る研究を行っています。古来よりイグサが薬草として利用されてきたことに着目した機能性食品・抗菌剤等の開発や畳表の新しい機能性を探る研究を行っています。
2) 石けんの成分による新規微生物制御法の構築
 石けんの主成分である脂肪酸塩に着目をして、室内環境で問題となっているカビやアメーバなどの新たな微生物制御法の構築を目指して研究を行っています。これらの成果などをもとにして、畳表にカビやダニが繁殖しない手法の開発を行っています。
3) 東アジアと日本の麹菌を共培養した麹を用いた酒類製造に関する研究
 東アジアの麹菌であるリゾープス属菌と清酒の麹菌であるアスペルギルス属菌を共培養した新規麹を創生し、この麹を用いた清酒醸造に関する研究を行っています。2014年1月には北九州市の酒造メーカーのノウハウと、大学の研究成果であるオリジナルの麹、そして市内産の酒造用米「夢一献」を利用することで北九州市立大学第一号のブランド商品「ひびきのの杜」を創生しました。また液体麹を活用した新たな醸造法の確立についても検討を行っています。
4) モウソウチクの食用化に関する研究
 北九州市内の竹林面積は全国有数の広さを誇り、小倉南区の合馬(おうま)地区ではタケノコの生産が盛んであります。一方で侵入モウソウチクによる里山の荒廃が深刻な問題となっており、モウソウチクの新たな活用法が望まれています。モウソウチク稈には食物繊維が無水換算で94%もの量を占めていることから食物繊維の強化剤として食品産業に利用する研究を行っています。2015年2月にはクラウン製パン株式会社(北九州市)と「合馬のファイバーらすく」の共同開発を行いました。
主な論文・著書又は研究活動 【主な著書等】
1) 地域素材活用「生活工芸大百科」 藺草、農山漁村文化協会、2015年12月)
2) 地域資源活用 食品加工総覧 追録第11号 第7巻 こうじ・特徴的な加工品 抹茶甘酒しろっぷ、農山漁村文化協会、2014年12月
3) 抗菌・抗ウイルス材料の開発・評価と加工技術、第1章 抗菌・抗ウイルス効果を持つ材料設計と高機能化、第13節 酸化チタンへの硫黄ドープによる 可視光応答化と殺菌効果、株式会社技術情報協会、2013年10月
4) イグサのすべて、新芽出版、176頁、2008年7月
5) 地域特産物の生理機能・活用便覧、第7章「九州・沖縄の地域特産物」第4節「熊本」T「イグサ」、株式会社サイエンスフォーラム、2004年9月
6) 地域資源活用 食品加工総覧 第12巻「畜産・水産・昆虫・非食品資源」イグサ・事例、農山漁村文化協会、2003年4月
7) 驚くべきイグサの機能性 〜食べても健康、敷いても健康〜、文陽舎、2002年12月

【主な原著報文】
1) Antibacterial Effect of Fatty Acid Salts on Oral Bacteria, Biocontrol Science, 20(3), 209-213 (2015)
2) モウソウチク稈の粉末のファイバーブレッドへの利用、日本家政学会誌、66(5)、187-196 (2015)
3) Simultaneous Increase of Glucoamylase and α-Amylase Production in Submerged Co-culture of Aspergillus and Rhizopus Strains, Japan Journal of Food Engineering, 16(2), 111-124 (2015)
4) Antifungal Activity of Fatty Acid Salts Against Penicillium pinophilum, Japan Journal of Food Engineering, 16(2), 99-110 (2015)
5) 可視光応答型光触媒担持アルギン酸膜の殺菌効果、防菌防黴、防菌防黴、41(11)、595-600(2013)
6) Influence of cations and anions on the induction of cell density-independent luminescence in Photorhabdus luminescens, Journal of Basic Microbiology, 53(3), 268-276 (2013)
7) Selenium cannot substitute for sulfur in cell density-independent bioluminescence in Vibrio fischeri, Journal of Basic Microbiology, 53(2), 175-180 (2013)
8) アルギン酸ゲルビーズに包括固定化した光触媒の殺菌効果と種子殺菌への利用、防菌防黴、40(12)、745-753(2012)
9) 焼成カルシウムによる発芽・成長に配慮した種子殺菌法の構築、防菌防黴、40(7)、415‐422(2012)
10) Luminescence-based acute toxicity bioassay for heavy metals using insoluble-fibroin-film-immobilized Vibrio fischeri, Sensors and Materials, 24(5), 261-273 (2012)
11) Interactions between bicarbonate, potassium, and magnesium, and sulfur-dependent induction of luminescence in Vibrio fischeri, Journal of Basic Microbiology, 52, 350-359 (2012)
12) Requirements for Sulfur in cell density independent induction of luminescence in Vibrio fischeri under nutrient starved conditions, Journal of Basic Microbiology, 52, 216-223 (2012)
13) 金属担持S-TiO2 によるLegionella pneumophila の抗菌効果、防菌防黴、40(3)、135-142(2012)
14) Glucoamylase production in submerged co-culture system of Bacillus amyloliquefaciens and Rhizopus cohnii, Japan Journal of Food Engineering, 12(2), 55-63 (2011)
15) Effects of magnesium sulfate on the luminescence of Vibrio fischeri under nutrient-starved conditions, Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry, 75(6), 1073-1078 (2011)
16) Application of Insoluble Fibroin Film as Conditioning Film for Biofilm Formation, Sensors and Materials, 23(4), 195-205 (2011)

【マスコミによる取材】 2016年1月現在 477件
・新聞 314件(朝日、読売、毎日、日経、西日本、敷物など)
・書籍 3件(地球だい好き環境新時代など)
・雑誌・その他刊行物 32件(日経ヘルス、ESSE、夢21、わかさ、コロンブスなど)
・テレビ 102件(おはよう日本(NHK)、はなまるマーケット(TBS)など)
・ラジオ 16件(NHKジャーナル、OPEN SESAME(FM)など)
・インターネット 10件(かがくナビ、CHINTAI情報室など)

【講演活動】 2016年1月現在 250件
・イグサ・畳の効能に関する講演
・食品の表示/食品添加物に関する講演
・微生物(発酵食品・食中毒)に関する講演
応用可能な分野 研究室では「食品」、「微生物」、「農業」をキーワードに教育研究を行っています。例えば、熊本のイグサや北九州合馬のモウソウチクの生理的機能性を解明し機能性食品に応用する研究や、バイオレメディエーションといわれるような微生物を用いた環境汚染物質の新規処理法の開発、更には石けんの成分や光触媒などを用いた微生物の防除方法について研究を行っています。2011年4月からは酒類製造免許(試験製造免許)を取得し、清酒に関する研究もスタートさせました。微生物や地域農作物をどのような形で活用していけば、発酵生産や環境浄化、有用資源の変換等に役立つかについて考えております。
(2)企業向けメッセージ
企業向けメッセージ わが国には地域の風土に根ざした多様な地域農産物があります。地域農産物は古くからそれらは四季折々の郷土料理の素材となり、その地で生活する人々の健康を支えているものが多いことでも知られています。これらの生理的機能性を見出すことで、生産者(農家)と消費者を結びつける架け橋となり、地域農業あるいは地域社会の活性化に寄与できればと考えております。また、これまで当研究室ではカキ殻を用いた河川の浄化や六価クロム汚染土壌及び多環芳香族化合物のバイオレメディエーションなど、生物資源(廃棄物)や微生物を用いたバイオコンバージョン、バイオレメディエーションについて研究を行ってきました。微生物の有効利用及び制御法に関すること、農作物や農水産廃棄物の有効利用または処理等に関することにつきまして、是非ご相談ください。
(3)学外活動・学会活動
学外活動・学会活動 【学外活動】
2015年〜現在 健和看護学院非常勤講師(生物学)
2011年〜現在 室内環境学会評議員(2013年1月〜 九州支部役員)
2011年〜現在 日本防菌防黴学会評議員
2011年〜現在 西南女学院大学非常勤講師(生物と生命科学、食品の官能評価・鑑別論演習)
2011年〜現在 石けんリサーチセンター(シャボン玉石けん株式会社)
       生物制御科学研究グループ長
2010年〜2016年 久留米工業大学非常勤講師(植物生理学、分子生物学)
2010年〜2013年 連携システム推進委員会委員(全国い産業連携協議会)

【学会活動】
室内環境学会(評議員,2011年1月〜;九州支部役員,2013年1月〜)、日本防菌防黴学会会員(評議員,2011年6月〜)、日本農芸化学会会員、日本生物工学会会員、日本食品工学会会員、室内環境学会会員、日本家政学会会員、環境バイオテクノロジー学会会員、福岡県環境教育学会会員、農業食料工学会会員

【受賞等】
・特別功労賞表彰(全国畳産業振興会)(2013年4月1日)
・第4回ものづくり日本大賞 特別賞(経済産業省)
 「世界トップの高殺菌・消臭分解機能製品の開発」(2012年2月15日)
・敷物新聞社特別功労賞(2006年8月1日)
(4)その他
その他 【発明特許】
1) 「光触媒皮膜の製造方法及び光触媒皮膜」特許第5723883号
2) 「抗菌剤とその製造方法」 特許第5669943号
3) 「殺菌方法」 特許第5546575号
4) 「アルギン酸成形体の製造方法」 特許第5435723号
5) 「可視光応答型光触媒皮膜」 特許第5069637号
6) 「抗黴剤の製造方法」 特許第4977883号
7) 「バイオレメディエーション方法」 特許第4876086号
8) 「イグサ仕込みアルコール飲料の製造方法およびアルコール飲料」 特許第4326898号
9) 「イグサを用いた酵素の生産方法」特許第3798336号
10) 「イ草を用いた飲料及びその製造方法」特許第3658557号
11) 「イ草を使用した食品添加物及びその製造方法」特許第3652627号
12) 「イ草を用いたアルコール飲料の処理方法」特許第3561698号
(5)大学HPの研究者ページ等
大学HPの研究者ページ等 http://www.kitakyu-u.ac.jp/env/subject/d-life/Hiroshi_Morita/index.html,
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